記事一覧

「その店に何日か通って、スタッフとも仲良くなって


「海外にいたからわかる、世界基準の日本ブランドの魅力」
松尾太起さん(38歳・会社員)
「海外に長期間留学していた時期があって、そのときに、壊れにくくて信頼できる日本のプロダクトって魅力的だなって思ったんです。向こうの人にも褒められますね。それでグランドセイコーを愛用していたんです。そしてコレは、仕事仲間とアウトドア遊びをするときに、もうちょっとタフなものが欲しくなって購入。使ってみて、デザインの良さと頑丈さは世界屈指だなぁと満足しています」。

セイコーがダイバーズウォッチ業界に参入したのは1965年。世界に名だたるブランドと比べれば、いうまでもなく後発だ。しかし、わずか3年後には300m防水のダイバーズを完成させ、そのレベルは早くも世界と比肩するものに。松尾さんが愛用する「ダイバースキューバ」は、世界初のチタン製大深度潜水用モデルをタウンユース向けにコンパクトにアレンジしたモデルとなる。

「水も気にせず使えて、機能性が高くて、ガシガシ使ってもヘコタレない。オメガ OMEGA (アンティーク)ジャパンクオリティの腕時計は、やっぱり着けていて安心だし、日本人としてうれしくなりますよね。初めてのダイバーズですが、これからずっと使っていきたいです」。

こんなに優れた国産ダイバーズウォッチがあることを、日本人として誇りに思う。その気持ちに、大いに共感する。



「時計も人も、気を使わない関係でいられるのが理想です」
宗像 勉さん(45歳・会社員)
いわゆる高級ブランドの1本を長く使っていたという宗像さん、しかし、「普段使いにはちょっと気を使うんですよね」と話す。

「僕は腕時計を毎日着けるから、いつでも気負わず使えるものが欲しいと思って。だから、仕事でも使えるメタルバンドの『カーキ フィールド オート』を購入したんです」。

アメリカをルーツに持つ時計の多くは、ミリタリーウォッチの生産によって、その技術力を高めてきた。1892年に創業したハミルトンもそのひとつ。宗像さんが愛用する「カーキ フィールド」も第2次世界大戦中にアメリカ軍に納入していたモデルをルーツとし、堅牢なステンレススチール製のケースや視認性の高いインデックスにその面影を伺わせながらも、38mmの手頃なサイズ感はスタイルを選ばない。また、100mの防水性を誇る同モデルはアウトドアシーンでも人気を集める。

「ストライプのリボンベルト2本とカーキのNATOベルトを1本持っていて、シーンによって付け替えては楽しんでます。自動巻きの少し小さめな見た目は、ビジネスでも使う自分にしっくりきますね。やっぱり時計も人と一緒で、“気を使わない関係”が長続きの秘訣です」。



「ヨーロッパの街並みが、その魅力と出合わせてくれた」
北野 栄太郎さん(46歳・ 会社員)
「出会いは2012年のギリシャのミコノス島なんです。リラックスするために予定もあまり決めずに行った旅行で、街並みを見ながらふらっと入ったお店にいたんですよ! コイツが(笑)」。

フランク ミュラーといえば、ひと目でそれとわかるアイコニックなデザインと、時計師フランク・ミュラーが生み出す超複雑機構。創業1992年という新進ながら、息の長い名門揃いの時計界で瞬く間に人気ブランドとなった。

北野さんが愛用する「カサブランカ」は、そんな同ブランドの顔ともいえるモデル。1942年に公開された名作映画にちなんだ名を冠し、ステンレススチールケースをブランドで初めて採用。また、その特徴的なインデックスに蓄光塗料を採用しているのは、薄暗いヨーロッパ旧市街での視認性を確保するためだとか。

「その店に何日か通って、スタッフとも仲良くなって、旅の気分にも合ったので購入を決めました! スポーティなのに華があるデザインで、カサブランカ以上なものには、まだ出会っていないですね」。

北野さんがギリシャのミコノス島で衝動買いした「カサブランカ」は、当時の想い出とともに、これからも時を刻んでいく。

【関連記事】:日本スーパーコピー販売通販専門店!