ヴァシュロン・コンスタンタンのニューコレクション「フィフティーシックス」が世界的な注目を集めている。ネーミングが示すように、モチーフになったのは1956年に発表された、ブランド初の自動巻き式ムーブメントを搭載したアーカイブであり、そのエポックメイキングな魅力を現代に再現した。3針からデイデイト、フルカレンダー、トゥールビヨンまで揃えたラインナップは、多様化する現代の男たちのライフスタイルに応えるとともに、デザインは洗練されたレトロモダンを象徴する。ウブロ 時計 メンズそれはひけらかすことなく、自分の意思と価値観に従って行動する男の美学でもある。だからこそローンチイベントは、英国ロンドンを皮切りに世界の主要都市で開催され、アジアでは韓国・ソウルでダンディズム溢れる一夜が実現したのだ。
「フィフティーシックス」コレクションは、その開発段階から隠れ家のようなナイトクラブに集う男たちのライフスタイルをイメージしたといわれる。ソウルでのローンチイベントはまさにその世界観の具現化といっていい。会場になったHYUNDAI CARD MUSIC LIBRARYは、2015年にオープンし、レコードやブックストアにライブラリーも併設したカルチャースポットとして人気を集めている。その地下にライブステージやDJブース、バーカウンターが設けられ、音楽やクラブカルチャーと結びついたスペシャルパーティが開催されたのだ。
チョン・ヘイン
ゲストは、香港、中国、台湾、日本、韓国の各国から訪れた時計通、音楽愛好家、トレンドセッターなど200名以上に上り、俳優のハ・ジョンウやチョン・ヘイン、元サッカー選手パク・チソンなど韓国を代表するセレブリティが華を添える。そんな賑わう会場で、スイスのヴァシュロン・コンスタンタン本社CMOのローラン・ペルヴェス氏は「ロンドンに次ぐ大規模なローンチイベントの開催地としてソウルを選んだ理由は、アジアでいま最もホットな街であり、世界とつながっているから。アクティブな活力はフィフティーシックスにも通じます」と微笑んだ。その言葉通り、あいにくの雨に煙った屋外の夜景は、かつてのブレードランナーの東京を思わせ、新たなアジアンパワーの台頭を感じさせたのだった。
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