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ファッション性の高いユニークな腕時計


 B01を搭載するピュア・クロノグラフモデルは、幅44mm、厚さ14.45mmでシースルーケースバック、200m防水性能、コラムホイールと垂直クラッチを備えたブライトリングのCOSC認定自動巻きクロノグラフムーブメントB01を搭載している。ベゼルにはセラミックインサートを採用し(クロノマットでは初)、スワップ可能な3時と9時位置のライダータブによって、経過時間とカウントダウンを使い分けることができる(これは初代クロノマットと共通の機能)。

 「スーパー クロノマット 44 フォー イヤー カレンダー」は、サイズは44mmで同じだが、厚さは14.55mmとやや厚くなっている。防水性能は100mとなり、ブライトリング自社製のCal.19が採用されている。ETA2892-A2をベースにしたCal.19は、同社の過去のモデルにも搭載されており、モジュールを使用することで、クロノグラフだけでなく閏年を除く全ての年を考慮したカレンダー機構を実現している。


 他の多くの複雑カレンダー(特にスポーツウォッチに搭載されているもの)と同様に、文字盤のデザインには多くの工夫が凝らされており、ほとんどのサブダイヤルは12時間クロノグラフの計測と、曜日、日付、月、ムーンフェイズの表示など、いずれか2つの役割を兼ねている。これは珍しいタイプのカレンダーだが、コストをかけずに永久カレンダーのような機能を備えている点に魅力を感じる。はっきりさせておきたいのは、Cal.19(ブライトリングでは1461と呼ばれることもある)は、アニュアルカレンダー(毎年調整が必要)ではないということだ。その名が示すように、フォーイヤーカレンダーは2月29日に調整するだけでいいのだ。


 機能はさておき、44mmというサイズは僕の好みには大きすぎると思うが(僕は永遠に40mmのエアロスペースが好きだ)、スーパー クロノマットはカッコよく、さらに重要なのは、正統派のビッグ・ブライトリングたる見た目になっているということではないだろうか。

 価格は税込102万3000円からで、新しいスーパー クロノマットは、大きくて豪華でよくできたクロノグラフを求める、特定の買い手に特に魅力的に映るだろう。また、スーパー クロノマット(その他のクロノマットも)のような時計は、IWCやオメガのようなブランドに対するブライトリングの競争力を維持することに貢献しているのだ。

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